【袋井市・可睡斎】遠州三山風鈴まつり|夏を彩る音の涼

袋井市可睡斎風鈴まつり 静岡
カラフルな風鈴


静岡県袋井市にある名刹、遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)を舞台にした夏の風物詩「風鈴まつり」。令和7年は、5月24日(土)から8月31日(日)までの開催です。

可睡斎風鈴まつり

秋葉総本殿 可睡斎
秋葉総本殿 可睡斎の風鈴まつり

今回は、隣接する「可睡ゆりの園」を訪れた後、秋葉総本殿 可睡斎へ。

山門から本堂へと続く参道に飾られた風鈴。

山門から本堂へと続く参道には、色とりどりの江戸風鈴がずらり。

風になびく2,000個の風鈴。

風鈴の小道」と名付けられたその道には、約2,000個の風鈴が吊るされ、風が通るたびに澄んだ音色が響きわたります。

静かな祈りの空間に、風の音がやさしく溶け込んで、まるで心を洗うようなひとときでした。

手作りの江戸風鈴

ひとつひとつが職人の手仕事による風鈴。

江戸風鈴は、ひとつひとつが職人の手仕事によるもの。同じ形や模様でも、それぞれ違った音を奏でるそうです。

カラフルな風鈴を見上げる親子

風鈴には、「良縁を結ぶ願い」や「邪気を払う祈り」が込められており、その音色にそっと耳を傾けると、気持ちがすっと整っていくようでした。

青富士風鈴の庭園アート

約1,000個の風鈴を使って作られた「青富士風鈴」

本堂奥の枯山水庭園には、約1,000個の風鈴を使って作られた「青富士風鈴」のオブジェも登場。

美しい庭園の緑と、青い富士山のコントラストがとても涼しげで、目にも耳にも心地よい時間を過ごせました。

ゆり膳でほっとひと息

精進料理はゆりの根の天ぷらもある。

ちょうど「可睡ゆりの園」が開園中ということで、期間限定の精進料理「ゆり膳」もいただきました。

ゆり膳は、拝観料込で1,500円。提供時間は、11:00~13:30(数量限定)です。

広い畳にテーブルと椅子の食堂。
廊下にも風鈴飾り。廊下からは美しい庭園が見えます。

見晴らしのよい庭園を眺めながら、ゆったりとしたお昼の時間。

ゆり根の天ぷらなど季節の野菜を中心とした、やさしい味わいの御膳は、心も身体もほぐしてくれるようでした。

夏のふくろいへ

青もみじに吊るされたピンクの風鈴飾り。

夏の始まりを感じる袋井で、可睡ゆりの園とあわせて、可睡斎風鈴まつりにもぜひ立ち寄ってみてください。風鈴の音色に包まれて、五感で涼を楽しめる特別な時間が待っています。

可睡ゆりの園の様子や、毎年華やかに彩られる可睡斎ひなまつりのブログもあります。そちらもぜひ見てみてください。季節ごとの魅力がたっぷり詰まっています。

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秋葉総本家 可睡斎

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