静岡県浜松市にある浜名湖ガーデンパークのバラ園を訪れてきました。色とりどりに咲き誇るバラたちと、優雅に香る甘い香りに包まれながら、心がふっと軽くなるようなひとときを過ごしました。中でも、期間限定で公開される「バラの大アーチ」の通り抜けは、この時期ならではの特別な体験です。

四季折々の花が楽しめる広大な公園「浜名湖ガーデンパーク」


浜名湖ガーデンパークは、2004年に開催された「浜名湖花博」の跡地に整備された、面積約56ヘクタール(東京ドーム12個分)という広大な公園です。園内には、四季折々の花々が咲き誇り、自然と調和した美しい風景が広がっています。

広場や遊具も充実していて、子どもから大人まで一日中楽しめる施設です。季節ごとのイベントも多く開催されていて、春や秋には写真映えするスポットとしても人気です。
見頃のバラが咲き誇る「花の美術館」へ


5月から6月にかけて、浜名湖ガーデンパークのバラが見頃を迎えます。園内には数多くの品種が植えられ、赤、ピンク、白、紫と、美しく鮮やかな風景が広がります。
バラの大アーチ通り抜け(期間限定)

特に注目なのが、5月10日(土)から25日(日)までの期間限定で公開される「バラの大アーチ通り抜け」。普段は立ち入ることのできないアーチの園路を歩くことができ、まるで花のトンネルをくぐっているかのような贅沢な体験が楽しめます。


アーチに近づくと、ふわっと香るバラの香りが風に乗って漂い、思わず深呼吸。バラの一つひとつが、個性豊かに咲き誇り、見ているだけで心が満たされるようでした。
印象派庭園 花美の庭「モネの家とモネの池」

園内でも人気のエリア「花美の庭」。ここには、フランス・ジヴェルニーの画家クロード・モネの家と庭園を再現したスポットがあり、その美しさに思わずため息が出ました。


「モネの家」は淡いピンクの外壁と白い窓枠が印象的で、まるで絵画の中に入り込んだかのような雰囲気。周囲には季節の花々が咲き、どこを切り取っても絵になる風景です。

そして見逃せないのが「モネの池」。スイレンが静かに浮かぶ池には太鼓橋が架かり、水面には空や花の影が映り込み、幻想的な美しさを放っていました。まさにモネの作品《睡蓮》の世界が目の前に広がっていて、静けさと優雅さに心を奪われます。
花々の彩りに心を癒されて

バラの花弁は風に揺れて、優雅さと同時に力強さも感じさせてくれます。緑の葉の中に映えるその色彩は、本当に見事で、咲き方や香りもそれぞれ違い、歩くたびに違う表情を見せてくれるのも魅力です。


バラだけでなく、さまざまな花々も咲いていて、園内はとても華やかです。
浜名湖ガーデンパークは癒しのオアシス

自然と花々に囲まれて、日常の忙しさを忘れさせてくれる浜名湖ガーデンパーク。整備の行き届いた庭園と、その中に生きる自然の美しさは、心に残る体験となりました。

アメリカフジ

セッコウの花
やわらかな風に揺れる新緑や花々に包まれて、心まで軽くなるようなひととき。ぜひこの季節、心をリフレッシュしに訪れてみてはいかがでしょうか。
浜名湖ガーデンパーク 基本情報
- 住所: 静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
- 電話:053‐488‐1500
- 開園時間: 8:30~17:00(季節により変動あり)
- 休園日:12月29日〜1月3日
- 入園料: 無料(一部有料施設あり)
- 駐車場:あり(約1800台、無料)
- アクセス: JR浜松駅からバスで約60分
- 公式サイト:浜名湖ガーデンパーク
コメント