今年の夏も連日厳しい暑さが続く中、自然豊かな涼スポットとして知られる静岡県富士宮市の「白糸ノ滝」へ行ってきました。

駐車場
訪れたのは8月中旬。
有名観光地ということに加え、夏休み中でもあったため、この日はかなりの混雑ぶりでした。
白糸ノ滝に隣接する専用駐車場(500円)は満車で停められず、少し先にある駐車場(300円)に車を停めることにしました。
富士山・白糸ノ滝テラス

2020年4月にオープンした「富士山・白糸ノ滝テラス」。
滝自体はテラスからは見えませんが、富士山や周囲の自然を一望できるスポットです。


テラス内には、軽食や富士宮やきそばのお店、土産ショップ、カフェ、雑貨店などが揃っており、広々とした敷地は綺麗に整備されていて、自由に散策して楽しむことができます。
白糸風鈴

こちらの「富士山・白糸ノ滝テラス」では、8月29日まで、地元観光組合が手作りの風鈴棚を設置。約300個の「白糸風鈴」が展示されています。


駐車場に車を停めて歩き始めると、涼しげな風鈴の音色が耳に届きます。
風になびく風鈴と心地よい音色に、思わず暑さを忘れてしまいます。
音止の滝

「富士山・白糸ノ滝テラス」を通り、「白糸ノ滝」に向かう途中にあるのが「音止の滝」です。
落差は25メートルと豪快で、迫力満点の景観が楽しめます。
日本の滝100選にも選ばれており、その見ごたえは一見の価値ありです。

音止の滝展望台からは、「音止の滝」の全貌を眺めることができます。
白糸ノ滝


少し急な階段を約100段下ると、「白糸ノ滝」のすぐ間近まで行くことができます。

滝に近づくにつれて気温が下がり、涼しい風と水しぶきを肌で感じられます。
まさにマイナスイオンたっぷりの癒やしスポットです。


「白糸ノ滝」は世界文化遺産の構成資産にも登録されています。
横に広がる崖(高さ20m、幅150m)から、富士山の伏流水が大小の滝となって流れ落ち、その様子はまるで白い糸が重なり合い簾のように垂れ下がる美しさ。見る人に強い印象を与えます。
また、国の名勝および天然記念物にも指定されており、水辺まで降りて川に触れることも可能です。夏場は川遊びを楽しむ人も多く見られました。
関連記事│紅葉時期の滝
※美しい紅葉の季節に訪れた「白糸ノ滝」の記事はこちらです。
【富士宮市】富士山と紅葉の絶景「白糸の滝」と大イチョウが彩る「白糸自然公園」
自家焙煎 Mifujiya Coffee


「音止の滝」を見て「白糸ノ滝」に癒された後は、オシャレな雰囲気のカフェでひと休みするのもおすすめです。

今回は「ミックスベリーアフォガード」をいただきました。
冷たく甘酸っぱいベリーとアイスが絶妙に組み合わさり、爽やかな美味しさを楽しめます。

お店はまるで自然のクーラーのよう。
風が心地よく吹き抜け、景色も楽しめる快適なカフェです。
自家焙煎 Mifujiya Coffee
- 住所:静岡県富士宮市上井出265−1
- 電話:090−4199−5267
白糸ノ滝周辺マップ

住所:静岡県富士宮市上井出2730-1
白糸自然公園


「白糸ノ滝」から車で1~2分の場所にあるのが「白糸自然公園」です。
150台停められる駐車場は無料で利用でき、開園時間は朝8:30~17:30(冬季は16:30まで)となっています。

四季折々の花を楽しむことができます。
この日はひまわりの見頃を少し過ぎており、少し残念でした。


「白糸ノ滝」や「白糸自然公園」からは雄大な富士山を望むことができますが、この日はあいにく雲に隠れていました。

この時期、「白糸自然公園」ではルドベキアがたくさん咲いています。
公園内にはスポーツ広場や屋内レクリエーション施設の「白糸ふれあいホール」があり、広々とした芝生広場には大型遊具も設置されているので、子どもから大人まで楽しめます。

いつの時代も子どもに大人気の消防車や救急車の展示もあり、市民の憩いの場として親しまれています。
のんびりとゆっくり過ごせる公園です。
関連記事│白糸公園のミツマタ
白糸自然公園では、春になるとミツマタの花も咲きます。
小さな花が枝先にふわりと集まり、まるで春の訪れをそっと知らせてくれるかのようです。
※ミツマタの関連記事はこちらから【富士宮市】白糸自然公園ミツマタの開花
マップ
住所:静岡県富士宮市原436−1
おわりに
暑い日でも、自然の中で涼しさを感じることができます。
ただし、訪れる際は安全対策や熱中症対策、紫外線対策を忘れずに行いましょう。

コメント