富士市をはじめとする富士地域の田園地帯では、田植えの時期(5月〜6月頃)になると、水を張った田んぼに「逆さ富士」が美しく映り込みます。 この時期だけの幻想的な風景は、写真愛好家にも人気の絶景。さらに富士市内には、雄大な富士山を一望できるスポット「富士山夢の大橋」もあり、田園の逆さ富士とはまた違った角度から富士山の魅力を楽しめます。

富士山撮影スポットへ
曇り空でしたがサイクリングにはちょうど良い気候。田んぼに映る「逆さ富士」が見られるスポット、富士市社会福祉センター東部市民プラザ周辺を目指して走り出しました。

サイクリング途中に、落葉高木のセンダンの花を見つけました。
初夏に枝先へ房のように咲く薄紫色の小花は、近づくとほんのり甘い香りが漂います。

さらに足元には、梅雨の名花 紫陽花 も咲き始めていました。
紫陽花は、中央に集まった小さな花が「真花(両性花)」で、花びらのように見える部分は実は「装飾花(ガク片)」。
自然観察をしながらのサイクリングは、ちょっとした発見の連続です。
富士市の絶景スポット「富士山夢の大橋」

サイクリングの途中、「富士山夢の大橋」に立ち寄りました。
ここは富士山の雄大な姿を一望できる人気のフォトスポットで、この日も多くの外国人観光客でにぎわっていました。

南から北に向かって進むと、視界いっぱいに雄大な富士山が正面に広がります。
富士山夢の大橋周辺マップ
水田に映る富士山と新幹線のコラボ絶景

富士市社会福祉センター東部市民プラザ周辺に広がるのは、田植え直後の水田が一面に輝く美しい風景。
整然と並ぶ苗が水面に映り込み、初夏ならではの爽やかな田園の景色をつくり出しています。

田園を駆け抜ける新幹線と、その背後にそびえる富士山。
さらに水面には逆さ富士が映り込み、まさにここでしか見られない絶景が広がっていました。

いつも見慣れている水田や田植えの風景も、富士山と新幹線が加わると一気に特別な景色に変わります。

今回は曇り空でしたが、晴れた日や朝焼け・夕焼けの時間帯もまた格別です。
田んぼは季節ごとに表情を変えます。春には一面のレンゲ畑、初夏には青々とした稲、秋には黄金色に輝く稲穂が楽しめます。
富士山と新幹線とともに、季節ごとの絶景を楽しめるスポットです。
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